HAIR KITCHEN NEWS vol.2

 
 

TAYA SDGsアンバサダー サリー楓さんとHAIR KITCHEN 開発研究員 小林さんの対談はこちらから

 
 
 
 
 
全社をあげて持続可能な開発目標(SDGs)を支援している「TAYA」では、2021年から”より良い明日のためのサステナブルレシピ”として誕生したヘアケアブランド「HAIR KITCHEN」を採用しています。今回、TAYAのSDGsアンバサダーであるサリー楓さんが訪れたのは、農園主・石井宏兒さんが経営する『レインボーズファーム鎌倉』。「HAIR KITCHEN」の原料にも使われている規格外野菜について深く知ることで、サステナブルな未来について考えてみましょう。
 
 
規格から外れていたとしても
おいしく育った野菜は活用したい。
 
ー TAYAのSDGsアンバサダーとして、規格外野菜について学ぶべく『レインボーズファーム鎌倉』を訪れたサリー楓さん。自然に触れるのはお好きですか?
 
楓さん もちろんです。私自身、福岡の自然豊かなところで育ったので幼い頃は自然の中が遊び場でした。農業は自分ではやったことはないけれど、おばあちゃんが庭でイチジクやトマトを作っていたんです。当たり前のように庭で採れた野菜が食卓に並んでいたけれど、今となって考えるととても贅沢なことですよね。ここには、私が日頃行っているスーパーでは見かけないようなお野菜もいっぱい……! この農園では何品目の野菜を育てているのですか?
 
石井さん 『レインボーズファーム鎌倉』では、年間約150品目以上の野菜を、基本農薬を散布せずに育てています。今はちょうど茄子が収穫の時期を迎えているんですよ。
 
楓さん 本当だ! 立派な茄子ですね。ミツバチも遊びに来ているみたいです。
 
石井さん 農薬を散布していないので、虫たちもたくさんやってきます。ミツバチやナナホシテントウは良いのですが、中には野菜を食べてしまう害虫もいて……。見つけたら取っていくしかないのですが、これがなかなか大変なんです。虫食いの穴があったり、大きなキズがつくと市場には出荷できない “規格外野菜” になってしまいます。
 
楓さん なるほど、キズがついただけでも市場では扱われないんですね。確かにスーパーに並んでいる野菜は綺麗なものばかりかも……。石井さんのところでは規格外野菜はどうしているのですか。
 
石井さん 私たちは直売所で直接やりとりをして販売しているのでそもそもあまり規格外になる野菜は出ないのですが、キズがついても可食部があるものは、パンなどに加工して使ったり、ボランティアで手伝ってくれている方にお譲りしたりしています。例えばちょっと傷がついた茄子でも、味は変わりなくとてもおいしいですよ。
 
楓さん 食べられる部分があるならば生かしたいですよね。私はスーパーで買った野菜は、なるべく全部いただくように意識しています。「ゴミが出るのが嫌だから」という理由でそうしてきたのですが、野菜を育てている方の思いを聞いてこれからも続けようと思いました。
 
 
 
 
規格外野菜を使ったヘアケア
「HAIR KITCHEN」
 
ー TAYAで扱っている「HAIR KITCHEN」は原材料に規格外野菜を取り入れています。食べるという方法以外で、野菜を活用することについてはどうお考えですか。
 
石井さん 楓さんのようになるべくおいしく食べようと思ってくださるのもとても嬉しいですし、中には食べられない部分もあるので、別の方法で有効活用する例として「HAIR KITCHEN」について知れてとても新鮮でした。しかも毎日使うヘアケア用品を通して、規格外野菜について考えるきっかけができるのは素晴らしいですね。
 
楓さん 確かに、TAYAで「HAIR KITCHEN」を使うまで “規格外野菜” という言葉を知らなかったので、考えるきっかけになりました。様々な方法で自然の恵みを生かし、体に取り入れられることで気持ちまで健やかになる気がします。
 
 
 
 
石井さん 僕が農園を始めた理由の一つに、「子供たちに食べても触っても安心で安全な野菜を食べさせたい」という思いがあります。おいしい野菜を育てるのには、土が重要。一朝一夕で良い土はできあがらないので、続けていくのが大切だと思っています。
 
楓さん そうですよね。私自身、普段から料理をすることで野菜をはじめ様々な食材に触れていますが、こうして実際に育てている方とお話をして現場を見ると安心できるし、この安心がこれから先もずっと続くように、環境について考えていかねばならないと思いました。大切に育てられた野菜の未来がどうなっていくのか、多くの人に考えてもらうことがサステナブルな未来に繋がっているんですね。

 

 

TAYA SDGsアンバサダー サリー楓さんと

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